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園のダイアリー

第3回 共和梅花保育園 卒園式

2016年3月19日

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第3回 共和梅花保育園 卒園式がとりおこなわれました。

 

園長先生から、お祝いの言葉です。

☆☆☆☆☆☆☆

七人の卒園生の皆さん、ご卒園おめでとうございます。

皆さんは、たまたま同級生が七人という少ない人数でしたから、どんなときにも一人一人が注目の的でしたね。運動会のカラーガードの演技・生活発表会のピアニカ演奏やリード合奏の重要な楽器の演奏と、どれをとっても簡単に済ますことができない重要な役割を背負って、生き生きと演技したり演奏したりしましたね。皆さんは、七人のスター(星)です。ゆり組さんと一年間一緒に過ごしましたが、皆さんはゆり組さんにとってあこがれのお兄さんやお姉さんだったと思います。

さて、ロシアという国に昔トルストイという偉大な作家がいましたが、私は皆さんにトルストイの「七つの星」というお話をプレゼントしたいと思います。

 むかしむかし、ある村で日照りが続いて池も井戸もすっかり水がなくなってカラカラになってしまいました。ある家に女の子がいましたが、お母さんが病気になって寝込んでしまい「ああ、水が飲みたい、水が飲みたい」というのです。女の子はどうにかしてお母さんに水を上げたいと思って、家を出て捜し歩きました。でもどこを探しても一滴の水さえも見つかりません。女の子は疲れてしまって野原の草の上に座るとそのまま眠ってしまいました。しばらくして目を覚ました女の子の前に水の入ったひしゃくが置いてあり、その中にはきれいな水が入っていたのです。女の子は自分が飲みたいのをじっと我慢して、お母さんに飲ませてあげようと家を目指して歩きました。途中で犬に飲ませるとひしゃくは銀色に変わりました。家に帰ってお母さんに飲ませるとお母さんはすっかり元気になりました。するとおじいさんが入ってきて、水を飲ませてと頼みました。女の子が自分の飲みたいのを我慢して、おじいさんに水を飲ませた途端、ひしゃくは七つのダイアモンドに変わり、見る見るうちに空高く上がっていきました。北の空に輝く七つの星が、その北斗七星という名の星です。

皆さんはその北斗七星のように、憧れと期待の七つの星だということを忘れないでください。園長先生からのお願いです。

☆☆☆☆☆☆☆

 

ばら組さん、卒園おめでとう。

共和梅花保育園 職員一同

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